内視鏡検査の結果

内視鏡検査が終わりました。病変を疑われた食道の部位は「憩室」で問題なしでした。
胃にポリープがあったので組織を採取しました。検査結果が分かるのは一週間後くらいですが、担当医師の予約が取れるのが、最も早くて11月15日(水)とのことで、その日を予約しました。結果だけ先に聞けないか、と受付の人に言ったら、診察室の方に電話して訊いてくれた。それはできません。でも、特に急ぐ必要はない、と言ってます、と受付の人が言った。わたしの推測ですが、検査後、大きさは数ミリ、と看護師さんが言っていたし、深刻なポリープではないのでしょう。と思っておきます。
苦しかった。想像以上に苦しかった。何も出てきませんが、おえっおえっでした。医師が、ゆっくり静かな声で、指示と説明をしながら操作してくれて、ありがたかったが、看護師さん(男性だったが)が背中をさすってくれたのも、ありがたかった。検査の最中に、誰かの手を握りたかったが、今思うと、体から力を抜くようにと何回も言われたが、手を握ることで体に力が入ってしまうので、手を握ってくれなかったのかもしれませんね。
いっときは、身辺整理を、と考えたのですが、喉元過ぎればになりそうです。物理的に散らかっているところは、片付けようと思う。
組織を取ったので「当日は刺激物・アルコールは避けてください」ですので、祝杯というわけにはいきません。診察室の窓口で「本日は組織を頂戴しましたので」と言ったような気がするが、そうか、取らせてあげたのか、と思った。何だか『ベニスの商人』が頭に浮かんだ。あれだけの苦しさに見合う料金が請求されたが、請求書の最後に〈組織5グラム 5円〉と言う項目があって、請求金額から5円控除されていた、ということはなかった。
切り取られた肉を見せて貰えば良かったかな。