2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「母影」尾崎世界観

「推し、燃ゆ」よりは良い(好きだ)と思った。一度目は最後まで読み通せなかった。何故かというと、下記のような記述がつぎからつぎへと出てくるので「胃もたれ」のような感じになってしまった。 ほどけたクツヒモはお客さんの足から逃げてるみたいだった。…

昔話法廷「白雪姫」

珍しく被告人の王女が全面的に犯行を否認している。 わたしは王女は無罪だと思う。りんごに王女の指紋がないことは、手袋をするなどの方法があるから決め手にはならない。 が 白雪姫は「助けられた王子とは、助けられた時が初対面だ」と言ったが、これは狩人…

昔話法廷「浦島太郎」

検事が乙姫に「犯した罪をしっかり償ってください」と言った。執行猶予付き判決を得て、執行猶予を満了することは、罪を償ったことにならないのだろうか。そんなことはない。だから、執行猶予に対する反論にはならない。毎日書くことは叶わなかった。スター…

テレビ番組「昔話法廷」

ひ孫一が家に泊まった翌日の朝、テレビでこれを観ていた。面白いんだよ、と言っていて、わたしも観た。「アリとキリギリス」の話だった。難しい話だな、と思った。今、パソコンで見直してみたが、やはり難しい。「それは、こう思っていたからではないですか…

『推し、燃ゆ』宇佐見りん

主人公の「あかり」は、「推し」の関しては、勤勉、克己、合理的、学究的等の言葉で表現できる行動をとれる。「推し」について書いている文章も沈着冷静で明晰だ。「推し」に対する自分の関わり方を「あたしのスタンスは作品も人もまるごと解釈し続けること…

「スリムレッド」の話#買って良かった2020

昨年11月に、りんごを珍しく買った。最初の値段から値下げされていたことと、小さ目は小さ目だが、六個という個数が値段の割には多いような気がしたことが買うことを決めた理由だった。 帰って袋から取りだして手に取ってみて驚いた。自然に開いた大きさの、…

明けましておめでとうございます

今年は、心機一転して、毎日書こうと思います。