決め台詞指南(一)

一緒に暮らしている二人が喧嘩をしたときに食事時になりました。食事を作る側がこの台詞を使います。

蓋をしたドンブリを相手の前に「ドン」と音高く置く。ドンブリの底がテーブルに着地する前に手を離し、放り投げる感じで置く。
「食べて。私の得意料理よ」と言う。
相手は、喧嘩しているのにと、怪訝な顔をしながらも蓋を取って見る。「何だよ。空じゃないか」
そこで言います。

「それ、私の一番得意な料理《ツッケンドン》よ。どうぞ召し上がれ。フン」

*使用料は無料。但し、結果についての責任は持てません。