記憶の中の好きな景色

今頃かもう少し後の季節の田んぼの稲、丈は充分長く4、50センチになっているが、色に黄色の気配は無く濃い緑、そういう稲が風で波打っている景色が好きだ。風の方向が変わるので稲の波もあっち向きになったりこっち向きになったりする。見ているこちらも風を浴びて涼しい。公営のプールから上がって、建物の入り口の脇のベンチに座って眺めている。
隣では孫一がアイスキャンデーを舐めていた。