また空を見上げた

図書室に行ったら、同じ建物のロビーで、アメリカが広島に落とした原子爆弾と、長崎に落とした原子爆弾の実物大模型を展示していた。どちらも三メートル少しの長さだ。もし公園に転がっていたら、大きさだけからの感じはでは、取り敢えず端に寄せておこうといった物体だった。牙も無いし爪もないしタイマーもない。二階では展示があったが二階には行かなかった。
十一時少し過ぎで外は暑かった。汗がだらだら出て来た。今日の太陽は厳しいなと思って太陽を見上げたとき、太陽は思ったほどギラギラ光っていず、周囲の空を見ることができたが、その空で原爆の爆発の光が《今》光る事もあるのだなと思った。光らなかったけれど。