コンビニのATMで、おろしたお金を取り出すのを忘れた話

始めての経験だと思いますが、こういう仕組みになっているとすると、気がつかないでいることもあるかもしれません。こういう仕組みというのは「取り出されないお金は、自動的に機械の中に戻り、直前の取引は自動的に取り消される」という仕組みです。私が使ったセブンイレブンのATMではこうなっていました。後で入出金明細を見たところ、出金10000円のすぐ次に出金マイナス10000円となっていました。ほっとしました。
おろしたはずなのに10000札が財布の中にないのに気がつきました。おろしてから家に帰るまでの間に買い物はしましたがWAONカードを使いました。お札を落すような場面はなかったはず。コンビニに電話すると店ではわからないのでATMについている電話機で電話してほしい、とのことで早速電話しました。明細票が手元にあったので−−後で書きますが明細票があったことがお金を取り出し忘れた原因−−それを伝えました。間違いなくお金が取り出されていないそうで、ほっとしました。具体的にどうなるのかというと「取引の取消し」になるとのことでした。思いついて「電話がなかったらどうなりますか?」と訊ねたら、電話の有無に関係なく取り出されなかったお金は取引の取消というかたちで引き出されなかったことになる、とのことでした。私は、取り出し口にお金が残っていて次に使う人が店に届けるなりするのだろうと思い、場合によっては戻ってこないこともあるだろうと思っていましたから、この結果は嬉しかったです。思わす、近くに居た店の人に「良かったよ」と話しかけたら。「電話の方ですか」と、私の電話を受けた人で、いっそう話が弾みました。「戻ってこなかったつもりでここで全部買い物しちゃう」と宣言して、久しぶりに「ジャンボモナカ」を買って帰りました。
何故、取り忘れたかと言うと、いつも「明細票不要」を選ぶので、取り出すのは「カード」と「お金」です。この日は「明細票必要」を選びました−−この理由は後述−−ので、最初に「カード」と「明細票」を取り出したわけで、これでいつもの「二つ取り出す」を済ませたということで、そこでATMを離れてしまったのだと思います。翌日がクレジットの引き落とし日で一定の残高がないといけないわけで、たいていの月がそうですが、7月2日も残高がぎりぎりなのでしっかり確認しておきたくて明細票必要を選んだのです。いつもと異なる手順を踏むと間違いをする可能性が高まる、ということでしょう。