日焼け麦

○日焼け麦うぶ毛の稲田と並びおり 麦雄

当地でもこの句のとおりの景色になっています(季語は「日焼け麦」)。

刈り取った「日焼け麦」の毛をよくとってから搗いて作るのが「ひや麦」だ、ということはあまり知られていないようですね。

わたしの父は趣味で俳句を作っていました。俳号は「萌生」でした。十月十日生まれなので「萌生」だそうです。ときどき新聞に掲載されていました。読売の方にたくさん載っていたようで、朝日はなかなか載らないと言っていました。