あれは多分

土曜日の話し。歩いているうちに六時半を過ぎて暗くなった。西北コース方面だがいつもと少し違う、川の両側が丘の道だった。薄暗い空を背景に、つばめのように見える二、三羽がじゃれあっているように飛んでいた。近付いてはこないけれど、こちらに突進するように進路をとるのでどきっとする。あれは、コウモリだと思う。飛ぶときのヒラヒラする感じがコウモリだった。