開放図書館の記憶

札幌の知人から「札幌ファクトリーで絵本ワールドという北海道新聞社主催の本の読み聞かせに参加してきた。小学校の開放図書館のイベント班8名で行った」というメールが届いた。

「開放図書館」という言葉の意味が解らなかったが、「開放」から推測した内容に記憶が重なった。子供を連れて近くの小学校の図書館に本を借りに行った記憶がある。「それのことですか?」と尋ねたらそうだとのこと。ボランティアで本の貸し出しや整理をしているとのこと。
調べたら昭和53年に始まったらしい。昭和48年、50年、52年生まれだから、3人とも連れて行ったのだろう。一人は手に持つ籠の中に寝ていたかな。制度が始まってすぐ利用したわけだ。そして、それ以来30年近く忘れていた。

部外者が学校へ侵入しての殺傷事件が起き、学校の警備や保安が問題になった中、この制度を存続させてきたことに感心した。