とんだ勘違い

今日は電車に乗って出かけた。ワンピースのミニスカートと黒いタイツを履いた若い女性が正面向かいに座ったのだが、まるで無防備、グレーのパンツが丸見えです。足を組んでくれたのでほっとしたのもつかの間すぐに足を戻し、そういうときには付き物の、スカートの裾を引っ張る仕草さえしない。目のやり場に困ります。女性は携帯を操作しながらときどき視線を上げるので、向かいに誰か座っていることはわかるはず。不思議です。不思議だなと思いました。「近頃の若い女は」とか「眼福眼福」とか、そんな考えに浸ってしまわない私を後で大いに誉めたのですが、何かがおかしいと思いました。「ドッキリカメラ」的なことも考えました。もう一つ、こんなことを書くと、まじまじと見たのではないかと誤解されそうですが、見えてしまう布地が気のせいか厚手に見えます。
ここまで読めばもうお解りいただけたかと思います。「ワンピースのミニスカート」と見たのは「長めのブラウス」で、私が丸見えと思ってどぎまぎしたのは、ショートパンツだったのです。短いショートパンツで座った状態では、ぐっと上がってしまっていて、見える部分が、正面のどぎまぎさせる部分だけだったので、太ももの外側に見えていれば、私も勘違いはしなかったと思います。