断片

74と19。ゲーテが74才のとき求婚した相手が19才。実らなかったらしいが。19才だから恋したわけではなく、恋した相手がたまたま19才だった、のだろうと推測(下に挙げた本には書いてあるかもしれないが)するが、外野から見ると、大きな字の74と19という数字のネオンサインが点滅しているのだけが見えるようで、憮然、憤然、苦笑いしているかもしれない。

http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2012102100019.html

トップス、ボトムス。つい最近アマゾンの分類で初めて知りましたが、要は上着とズポン(類)のことのようです。

マルシェ。地元の催し物の名前で見かけて、今朝はチラシで「店頭マルシェ」という文字を見て、こんなに頻出するなら知らなければ顰蹙を買うと思い、調べました。そういう意味でしたか。それだったら「マルクト」の方が好きだ、とへそ曲がりと知ったかぶりの両方を満足させた。
チラシと書きましたが、無料配布の地域の新聞の折り込みチラシです、と何故こんなことを付け加えるかと言いますと、私は新聞を取っていませんとかねがね公言していますので、おやっ?と思われる方が居られるといけないので蛇足(蛇足も変な気がします。蛇に足があったら大いに便利ではないかと思うのですが)かと思いますが、書き加えます。多分、書き加えた部分は、蛇足以上に蛇足の意味にふさわしいのは間違いありません。

追記
「蛇足」について考えました。言葉のもとになった故事を考えると「蛇に足!これは斬新」と、良い結果が得られれば「蛇足」という言葉は生まれなかったと思います。「結果としてはその手前で止めておけば良かった」という感じで、単純な「余分なもの」とは少し違いますね。これぞ蛇足だという蛇足を思いつきました。
複勝馬券を買った馬が2着か3着だった場合の、追加で買った単勝馬券」
1着になった場合は蛇足にはなりませんが、4着以下の場合も蛇足にはならないというところが蛇足の意味の半分を占めていると思います。

蛇足の間違った使用例。

A「彼女に告白したら振られちゃったよ。蛇足だったな」

B「そうか、それは残念だったね。長い事良い友達だったんだろうね」

A「昨日会ったばかりだけど」