気候の共存

風呂の中で上が熱く下が水の時、かき回せば温い湯になる。かき回さないと両方味わえる。昨日の夕方は、空の太陽は夏の太陽で風は秋の風だった。両方楽しめた。夏の太陽は主役の座を降りる日が近いことを知っているのか、涼しい風の引き立て役のようであった。

そこで一句

秋風に慈愛注ぎつ日が沈む

昨日は

秋風を引き立てており照る西日

「引き立てる」を使っていろいろ捏ねてみましたが「引き立てる」という言葉自体がしっくりこないので落ち着きませんでしたが、今浮かんだ「慈愛」、なんだか’あけすけ’なような気もしますが、ここでは悪くはない、と自賛して載せました。秋風が孫、夏の西日が祖父母、のような見立てから「慈愛」が浮かびました。