韓国ドラマ『約束のない恋』

１９６０代を舞台にした韓国のテレビドラマ。ストーリーも面白いが当時の韓国の世相と韓国の人の考え方を知るのが面白い。ドラマだから、それが真実なのかあるいは正確なのかは一応保留ではあるが。
こんなシーンがあった。
ちょっと認知症気味のおばあさん。役として７０台後半だろうか。自分の家の近所で通りすがりの人と立ち話をしているうちに、いきなり「天皇陛下万歳、天皇陛下万歳」と連呼する。相手が行ってしまってから言うには、さっきの人は日本人だ、スパイだ、だから天皇陛下万歳と言ったのだと。それから、何故日本人かというと言って、ここで自分の目じりを吊り上げて見せます。キツネ目ということです。驚いて、ちょっと笑ってしまった。キツネ目は欧米の人間から見てのアジア人−−中央アジア、中国、朝鮮、日本辺りの民族−−全般の特徴だと思っていたのですが、朝鮮の人から言われるということは、日本人は、群を抜いてキツネ目ということなのだろうか。そう見られていた、あるいは今も見られているのだろうか。一般的には、似た容貌、というか見分けはつかないと思うのだが。考えてみると、そのおばあさんも結構目じりが上がっている。そのおばあさんにそれを言わせる、という、笑わせる演出なのだろうか。
役者はこの方です。
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