じいじしむ?

一昨日、孫一一家と夕食を食べたあと、家まで送ってもらう車の中で、並んで座っていたひ孫一が、わたしに、じいじしむ?と訊ねてきた。死ぬ、というのを、しむ、といっていることは知っていたから意味はすぐに分かった。一瞬、人間はね、とか話そうかと思ったが、簡単に答えようと思って、うん、死ぬよ、と答えた。ひ孫一が何も言わないので、ちょっと簡単すぎたかと思い追加した。すぐには死なないよ、毎日歩いているし、早寝早起きしているし、ご飯も残さず食べているからね、と。ひ孫一は、何も言わなかったか、ふーん、と言ったか、覚えていないが、この話はここで終わった。家の前で降ろして貰って別れた。