馬はそこまで?

21日の朝一番で伊勢神宮の外宮にお参りした。知らなかったのだが、毎月「1」の付く日(31日は除く)に「神馬」というそうだが、神宮に所属する馬(白馬)が正宮(豊受大神宮)を参拝をするそうで、わたしが正宮のお参りを終わって神殿の門を出ると、守衛が、神馬の参拝がありますので避けていてください、と参拝客を参道の端に誘導していた。また、新たに参拝に入ろうとする参拝客には門の外で待つように言っていた。
馬と、神主を含む四、五人の一隊が参道を歩いてきた。一行は正宮の門の前で止まった。神主が一礼した。一礼した神主は門の中に入って行った。わたしの位置からは見えなかったが神主は神殿の前に進んだのだろう。この後、わたしは驚いた。この驚きを書きたかった。馬が門のところで止まったままだった。馬は神殿の前まで進まなかった。戻って来た神主と一緒に馬は戻って行った。せっかくそこまで来たのだから、神殿の前まで進ませても良さそうなものに、と思った。おそらく豊受大御神は、どうぞどうぞ、と言っているのだろうが。