2013-07-17から1日間の記事一覧

『終わりの感覚』 ジュリアン・バーンズ

後ろ表紙の文句の出だし、大きな活字で印刷されてるのは 記憶がゆれる。「私」がゆらぐ。 主人公が金曜日から恋人の家(家族と暮らしている)に泊まりに行って日曜日に帰る場面。 さよならの挨拶をしに下りていくと、フォード氏は私のスーツケースを取り上げ…