『群像日本の作家 中上健次』

物語・私小説・小説 柄谷行人
中上健次の短編から以下の三編選んだのは、それぞれ物語、私小説、小説の系譜の中にあるからである。

と書いて、選んだ三編が載っていた。

物語の系譜。。。欣求
私小説の系譜。。鴉
小説。。。。。。覇王の七日

これらを読めば、三つの違いが理解できるのだと、勇んで読んだ。どれも短いからすぐに読めた。「覇王の七日」が物語的でないことは解るが、一番読み難かった。