飛び飛びの話その3

「各宗教における男女の扱いの違い」を考えたきっかけは

女は男の衣装を身につけてはならない。また男は女の着物を着てはならない。すべてこのようなことをする者をあなたの神、主は忌み嫌われる。

という一文を目にしたことです。調べてみたら、旧約聖書の「申命記」中の言葉らしいです。「神様は、男女の着るものにまで注文を付けていたのか」と驚きました。

新しい家を建てるときは、屋上に手すりをつけなさい。万一、だれかがそこから落ちても、あなたの家は血の罪を負うことがないために。

夫のある女と寝ている男が見つかった場合は、その女と寝ていた男もその女も、ふたりとも死ななければならない。あなたはイスラエルのうちから悪を除き去りなさい。

このように、てすりの問題から「不倫」まで幅広いことがらが書いてあるようです。だから「女は男の衣装。。。」の件も「忌み嫌う」の表現も根拠に「神様の好み」を述べただけだろうと、納得しておきました。

といいますのは、私は《男女の間に、「上下」「優劣」「性の違いから本来的に発生する役割分担」は無い》と考えているからです。
しかし、そんな考えは、不勉強以外の何物でもなかったようです。

次で終わりです。