おしろい

歩くところにあるコスモス畑に咲いているコスモスの色は、白とピンクと濃い赤(臙脂というのか)の三色がばらばらと混じっているが、それを見るとなぜか「おしろい(白粉)」という言葉が浮かぶが。いつでも浮かぶが理由が分らない。「おしろい花」と間違っていることはない。おしろいを塗ったところといっても、普通はあんなに斑にはならない。下の写真は今日の少し雨が降っているときの写真だが雨でも晴れでも変わりなく「おしろい」という言葉が浮かぶ。おしろいと紅を塗った顔をごしごしこすったらあんな感じになるかもしれないが、そういうものを見た記憶はない。
ゴッホの絵の色の感じにあんな感じがありそうで調べたら「テーブルの若い女(白粉)」という絵があったが、色の感じは似ていない。 「おしろい」が浮かぶ理由は、誰かの絵なのかもしれないという気はしてきた。