あしたの今頃

11月2日の午後3時過ぎだったか「あしたの今頃は」と思って、ここ暫く「あしたの今頃は」と思うことがなかったなと思った。絶対確実ではないのは当たり前だが、それでもだいたい確実に訪れる楽しいあしたの今頃を想像する、そういう楽しみを味わえたのは幸せだった。
「ほぼ確実に訪れる楽しいこと」が翌日にある場合、その日(楽しいことの前日)は準備に追われて、それどころではないということが多いのかもしれない。旅行にしろ、結婚式にしろ。これから、何か楽しい計画があるときは前々日までに準備を終え、前日は《あしたの今頃は》と考えて楽しむようにしようと思う。