『ぶどう畑のぶどう作り』ルナアル作 岸田国士訳

「岩燕」の一部

 わたしが釣竿を垂れていると、一羽の岩燕がその上に止まった。
 これくらい派手な鳥はない。
 それは、大きな青い花が長い茎の先に咲いているようだった。竿は重みでしなった。

この描写からはカワセミが思い浮かぶ。調べたら《岸田訳「博物誌」では表題本文共に「岩燕(いわつばめ)」は「かわせみ」に変更されている。》という記事を見つけました。

http://homepage2.nifty.com/onibi/budou.html