紙芝居『たすけとヒコ』作:南崎晶子 絵:藤原あずみ

ケースより

郷土の歴史。千葉県のむかしを感じてほしい

江戸幕府の牧場−−人ぎらいの名馬と、馬をこわがる少年の成長を描いた紙芝居。20場面。年長から

製作:オフィス坂井 電話 047(464)7313 定価1700円(1619円+税)

なんざきあきこのブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/korekaramosukosizutsu

紙芝居を孫一に買った。
孫一は「私ってこういうの読むの上手かったんだよね。小学校のとき、みんなの前で読まされて、めっちゃ恥ずかしかった」と言いながら早速読み始めた。なるほど、言葉は明瞭で聞き易い。観客のことは忘れて読むことに没頭している。良い思い出だったのだろう。観客は私とひ孫一の二人。ひ孫一の方は、母親が読んでいる側が気になって、そちらを覗きこみに行っている。「あっ、お馬さんだよ」と言うと絵の方を見て、また母親の手元を覗きこみに行く。行ったり来たりだった。まだ二歳半だからね。

たすけと一緒にヒコを追いかけたじっちゃんが、途中で息が上がって走れなくなってしまうところは、身につまされました。
少年たすけが、徒手空拳、はらの底からの大きな声だけで、山犬を追い払うところは、痛快でした。ご一読を。

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