味噌汁に入れる豆腐

味噌汁に入れる豆腐はある程度小さいほうが見た目にもよいと思うようになった。一辺が1.5センチくらいがいいように思う。それでパックの中の豆腐に上からその大きさに包丁を入れて鍋にいれたら小さくない。残りの一辺(上から見たのを「縦横」と言うなら「高さ」)がもとのままだから当たり前なのだが、そこで思い出だしたのは手のひらに載せた豆腐を包丁の刃を水平にして切っている姿、というと嘘になる。「姿」は思い浮かばないがそういう風に切っていたことを思いだした。姿として浮かぶのは、鍋の縁の上方に出した手の平とその上の豆腐、それに上から刃を入れて、切った部分を包丁の刃で鍋の中に落とし込む、その動作の方が姿としてはよく憶えている。切り終わったときに手のひらの上の豆腐もなくなる。記憶の中には手の部分しかないのだが切っていたのは母に違いない。
これをよく憶えているなら、おのずと包丁を入れる順番(上から見た縦横と刃を水平にして切る方向の三つの順番)は分ったはずだが昨日私が実際に切った順番はこれとは違った。手のひらの上に豆腐を載せて最初に上から縦横に切り最後に刃を水平にして切ったが、刃が豆腐を完全に通過する前に崩れそうになりそこで止めたので一部大きなままのところが残った。次は一番最初に刃を水平にして切り、次に上からの縦横を切るか、あるいは上からの一方向を切り、次に刃を水平にして切り、最後に上からの残りの一方向を切るか、どちらかだろうと思う。
皆さんはどんな順番で切っていますか。