風が強いことが分かる写真

風が強いことが分る写真を撮るのは難しい。昨日は強い風が吹いた。夕方の散歩に出るときに何かそんな写真を撮ろうと思った。強風で山の斜面の木が、一本一本でなく木の集合として揺れているのを見ると風の強いのが良く分る。ごーごーという音も伴う。これを写真に撮っても風が強いのは分らない。それは経験で分かっていた。大きい風景がだめならと、あぜ道の白い小さい花の群れを写してみた。花が小刻みに揺れている姿を見て「沿道で打ち振られる小旗」という言葉が浮かんだ。沿道で打ち振られる小旗の中を自衛隊が行進していく、というようなことにならなければ良いがと思った。安部晋三はきっと閲兵のような儀式は大好きなんだろうと思う。

これは分りやすいけれど、体重計の目盛を写して「ほら重いでしょ」と言っているような気もする。

見た目では斜面の木が全体で揺れて風が強いことが良く分る光景なのだが写真になると分り難い。

風に揺すられる花の動きから「沿道で打ち振られる小旗」という言葉が浮かんだ、その花たち。

このドラム缶は風の威力で倒れたのだの思うが、その説明がなければ風の強さに結びつかない。風が吹いたことを前提として、その強さを表すことにはなるが。

笹の葉の鮮明に写っているものとボケたものが混在して、風の強さが感じられるのではないかと思う。このパターンは初めて。

これには心底驚きました。靴に刺さったのは植物の鞘です。からからに乾いていました。中に種も残っていましたがそれも乾燥しきっていました。風で路面の少し上を猛スピードで飛んできて、ちょうど踏み出した私の右足の靴にぐさっと刺さりました。さすがに足の甲までには刺さりませんでしたが。どうですか、信じますか?もう少し浅い角度で靴に刺すべきでした。それに風に飛ぶからには軽い。今、計ってみたら20グラム弱。この重さでは秒速10メートルで飛んでも刺さらないだろう。