仮説

モモは好んで乾いた落ち葉の上に糞をする。これは間違いない傾向だ。何故だろうと思う。まず枯葉と糞が良く似ていて見分けがつかないことに驚く。これについては以前にも写真付きで書いた。(2013年12月2日「ウォーリーを探せ」)。糞を視覚的に隠そうとするなら枯葉の上は好都合で隠しおおせると思うが、嗅覚が鋭い動物からは隠しきれないだろう。ごまかせるのは、あまり鼻の利かない猟師くらいのものだろう。「野生の本能で糞を隠そうとする」という仮説は成り立ちそうもない。もうひとつ考えているのは、乾いた落ち葉の足の裏への感触が理由ではないか、という説。濡れた落ち葉の上はあまり歩かないからわからないが、乾いた落ち葉の上を歩いている様子を見ると、気持ち良さそうに歩いているように見える。かさかさという音も楽しんでいるようだ。安心感を感じるのではないかと思う。それが排便につながるのではないかと思う。
思いだしたが、モモに限らず他の犬も、最近しているのをあまり見ないが、糞をしたら後ろ足で地面を蹴って糞に土をかけるのが犬の動作の定番でモモもときどきする。やは糞を隠すという本能はあるのだろう。枯葉の上で枯葉を蹴る動作はしない。臭いはさておき、取りあえず見えなければいいや、ということで枯葉の上を選ぶということもありそう。
二つの仮説、後者はまったくの印象だから、ちょっと分が悪いかもしれない。モモに訊いてみたい。