『善き女の愛』 アリス・マンロー 小竹由美子訳

裏表紙より。

「人生なるもの」の曖昧さ、
怖さ、そして、ほのかな希望。

訳者あとがきより。

マンローの長女シーラは前述の伝記に中で、「わたしのテーマは昔から今にいたるまでずっと『人生なるもの』なのだと母は語った」と記している。

私には分らないのですが「人生」とか「人生なるもの」とは何でしょう。「生きていること」でしょうか。

追記

毎日生きていることの中に、さらに「これが人生だ」というような部分があるのかもしれないと思うのですがよく分かりません。
「人生」といわずに「人生なるもの」というところは次のように思います。「人生」というと、ある形をもったもの、いわば固体で、「人生なるもの」は形あるものを覆う霧のようなもの、いわば気体、そんな感じを受けます。