あるものを、あるものの効能が無くなるまで薄めてはいけない

障子を張って、表題のような教訓を得た。窓の二枚の障子を張ったが、一枚張ったところで、糊の残りが少なくなったので水を加えた。桟に塗って障子紙を貼りつけると、貼りついたように見えるが、しばらくすると、水気でくっついているだけだと分る。もう一回糊を煮て塗りなおして、紙も新しくして張った。残り少なくなったシャンプーに水を加えて、使い終わりを引き伸ばしている。多少は泡が立てば、シャンプーの効能があるかないか、気にならない。それと同じ感覚で水を加えたのだが、糊として機能しなくては何ともし難い。貴重な教訓を得た。