2013-05-17から1日間の記事一覧

さらに、小説の中の会話の文

もう一つ考えたこと。小説は、書いてある文字を一つづつ順番に読んでいくことしかできません。例えば「山田は真っ赤な顔をして言った」という文字と「そんなことが、世の中にあっていいわけがないだろ」という文字を同時に読んでそれを合成して頭の中に入れ…

小説の中の会話の文

小説の中の会話の文について考えてみました。小説の中の会話文は<文字で書かれていて読まれる>ものです。本のページから声が出せないからしかたなく文字で、ということではない。<文字で書かれていて読まれる>ことが本来的な性質です。だから、話し言葉…