初霧

昨日の朝、霧が出ていた。今年初めて見た。珍しく、ひょっとすると初めて見たかもしれないが山に出ていた。いつもは川の水面から湧く。山霧というのは秋の季語だそうだ。昨年高速バスに乗っていて、中央道の山梨と長野の境か長野に入ってからか、窓から霧がみえたが秋だった。山の中腹を覆っていたが、昨日のこちらの霧も、山という程の高さはない、丘というのか、やはり中腹に流れていた。
霧の元は水だろう。雨が降った後だから、葉に残った雨水が元だと思う。山の裾の木の葉は、上の木の葉に遮られて雨水があまり溜まっていない。また、上の方は気温がそれほど下がっていない。ということで中腹から湧くということで、どうだろうか。
昨日の霧(写真)は、山全体を覆ってしまっているが、長野の霧は山が大きいから頂上まで覆わず、水に流れる帯のように山の胴の真ん中辺りを流れていた。