2014年8月23日〈土)18時過ぎの散歩

昨日はお祭りに一時間ほど行って、帰って18時過ぎに散歩に出かけた。遅い時間だったが、お祭りで、から揚げを食べてビールを飲んでお腹は空いていなかった。ビールの勢いもあったし、孫一とひ孫一との三人で行ったお祭りの短かったが楽しかったいろいろを思い出しながら涼しい田んぼ道を歩くのは気持ちが良いだろうと、田んぼのコースに行ったが、夜店のお面は高いから買わないというのは、孫一ときからは思わないことにしているし、それはひ孫一に続いているのだが、それにしても八百円はちょっと高かったと、微かに思いながら、それでもひ孫一が孫一に「何が欲しいかお店の人にちゃんと言いな」と言われて力を振り絞って「あんぱんまん」と言ったのは、これからの人生に役に立つだろうなどと考えながらながら歩き始めた。田んぼの一帯に着いたときには薄暗かった。景色全体が青みがかっていたように思う。カラスウリの花が開いているか道路わきの花があったはずの辺りを見ながら歩いた。白っぽいものが見えて近づいてみたらカラスウリの花が開いていた。写真にはくっきり写った。対岸の道の山沿いにもカラスウリの花はあったはずだが、そちらを歩く頃には真っ暗で何も見えなかった。多分開いていたと思う。真っ暗な道を歩いているとモモが道路から少し下がった、今年は稲を植えなかった田んぼでコスモスを蒔いてあるところに何かを見つけたのか、そちらに向かって綱を引っ張った。覗き込んだが私の目には何も見えなかったがモモが暫く覗き込んでいると、暗がりからシャーという声がして猫のようで、モモを引っ張って二、三歩下がったら、暗がりから猫が道路に駆け上がって来て背中を丸くしてこちらに近づいて来た。ずぶん強気な猫だな、とその心意気に敬意を表して、とそんな余裕のある気持ちで少し下がったら、その猫は背中を丸くしたまま、シャーといってさらに近づいて来た。さらに下がるとまた近づく。下がる以上に近づいてくるようだったので逃げ出した。かなり離れたところで写真を撮った。姿はまったく見えなかったが目の光るのがカメラの窓に見えた。多分あの暗がりには子猫でもいたのだろう。自分だけしかいなくてあの反応だとしたらずいぶん好戦的な猫だったと思う。
戻って七時半頃。確か例年であれば八時頃だから間に合うかもしれないと、もう一度お祭りの会場に行ったら、ぴったりベリーダンスの最後のところに間に合った。