味噌汁か豚汁かといえば、味は味噌汁

写真に写っているアスパラガス、うどん、ナス、ぶた小間、モヤシ(あいうえお順)の他に、京ガンモを入れましたがこれは二個だけで《具》と言っていいのかどうか、やはり《具》というとある程度の量が必要な気がします。味は豚汁ではなく味噌汁でした。味噌しか入れないので当たり前かもしれません。
うどんを鍋からどんぶりに移す時の「あれ」はいやですよね。ある程度予想はしていますが、根こそぎお玉から鍋に戻っていったときはショックです。お玉に入らず宙吊りになっているうどんが鍋に落ちていくのは、《仕方ないか》と見ていられますが、その続きとして、早い段階でお玉におさまっていたうどんが目の前で鍋に戻っていく姿を見るのは、ある程度の時間を掛けて落ちていくだけに、見ているときの虚脱感、崩壊感(今はあるかどうか知りませんが、昔「たばこ会館」というところがあって、そこはとにかく安いので、いろんな会がそこでありました。お酒の持ち込みが出来たかのもしれません)は強烈です。「ブルータスお前もか」と言いたいところですが、うどんにしてみれば、繋がっているわけで私はお玉に残りたいというわけにはいかず、一蓮托生で鍋に落ちていかざるを得ないわけで、考えてみればうどんも可哀そうです。
写真の一杯を盛るときにそれを体験して、次に盛るときにそれを思いだし、癇癪気味にお玉で鍋のうどんをぶつ切りにしました。