連鎖。スタートは黄色のフリージア

仏壇用の花として黄色のフリージアを一本買った。180円也。黄色のフリージア笙野頼子を思い出した。『S倉迷妄通信』の中だったと思うが、黄色のフリージアを大量に買うと書いていた。黄色のフリージアがただ好きというのではなく、自分にとって「幸運を呼ぶもの」と書いてあったと思う。同じく『S倉迷妄通信』だったか別の本だったか、笙野頼子が猫の餌を買うと書いてあったホームセンターは多分ここだろう、と私が推測したホームセンターは、もうかなり前になくなってしまったが、その在った場所の裏手は空き地だったのが、この間久しぶりに通ったら、ソーラーパネルがぎっしりと空を向いていた。遠目には一枚が畳一枚程の大きさに見えたが近づけばもっと大きいと思うが、畳のような長方形の板が斜めになって、ぎっしりと並んでいた。
それから暫くして、そういえばと思い出したのが「フリージアソーラーシステム」という名前。数十年前に引き合いがあって、営業マンとして訪問したことがあった。