『わたしはここよ』河野裕子
目次
Ⅰ
老いの違和感とおもしろさ
四つの青磁社
芋の露
包丁と俎板
鳥居坂の家
癌を病んで
疲れたら休め。彼らもそう遠くへは行くまい
悪いほうに考えちゃあ駄目よ
あはれ知らぬ若さのゆゑに
木を植える
人はみな馴れぬ齢を生きている
才能は自分で
採血
追われて生きる人へ
ヨガの時間
表現までの時間
私の第一歌集
存命のよろこび
猫のトム
三冊だけの歌集
こころの深い所から出ることば
室生寺再訪
Ⅱ
手の皺
同性のごと我を慰む
灰になる日
競馬場にて
身体で掴み、身体で作る
物くるる友
曲水の宴
歌会について
草の花は
地誌の面白さ
名刺
紅白歌合
桜と歳月
みんなで作る
”家の芸”狂言
河童忌
全国大会
歳月
同一俳句の驚き
タイトルは時代を映す
京都駅
二十歳の歌集
蝉
引っこし
ゴミの問題
死霊のエネルギー
木に花咲き
体力
夜の鳥たち
祭り好き
若葉マークとサザエさん
駄作
筆で字を書く
「うまくなってから」では遅い
一生に一度使う言葉
人に会うこと
岩倉日誌Ⅰ 藪の家
表現について
はがき歌
岩倉日誌Ⅱ 竹の落葉