2013-06-01 『現代日本のユーモア文学5』吉行淳之介・丸谷才一・開高健=編集 読書 後藤明生の小説が入っているので借りた。ほとんどが<奇妙な>感じの作品だった。中でも奇妙、それも重苦しい奇妙さがあったのは小島信夫の「吃音学院」だった。収録作品舟橋聖一 華燭 武田泰淳 もの食う女 梅崎春生 Sの背中/侵入者 邸永漢 長すぎた戦争 宮沢賢治 ビヂテリアン大祭 加藤楸邨 「吹越」より四句/「死の塔」より一句 山本周五郎 人は何によって生くるか/対話[砂について]/ごったくや 後藤明生 火事の話 山口瞳 鳩胸の鳩 半村良 身の上ばなし/お洒落 山之内獏 石に雀/音楽/鹿と借金 小島信夫 吃音学院 色川武大 ぐれはまちどり 今日出海 天皇の帽子