2016年7月21日(木) 近江今津から松江

近江今津からスタート。進行方向に向かって左側のボックス席の進行方向を向く窓側に座れた。乗って来て向かいの席に座って何駅かで降りる、そういう若者が京都の手前で二、三人いた。全員、座るなり勉強を始め、取り出したのは揃いも揃ってノートだった。試験の日なのでしょう。ひとり、ノートの文字が全部赤色の文字、という女の子がいた。書いてある文字が全部漢字に見えたが中国語なのだろうか。
京都、大阪、神戸、明石、姫路と車窓から眺め、姫路では姫路城を見ればよかったかな、と思いましたが、結果としては島原城で良かったのではと思います。倉敷から伯備線に入り松江に向かいました。中国山地を越えて山陽から山陰に抜けてみる、わたしとしてはひとひねりしたつもり、よほどのもの好きでなければ通らないコース、汽車はがらがら、という想像をしていましたが、汽車の車内の様子から、山陽と山陰は隔絶した地域ではなく、案外近しい関係のように感じました。普通列車で、倉敷から新見まで1時間27分、新見から伯耆大山まで1時間40分、新見での乗り継ぎ時間19分を合わせて、約3時間半ということになります。