もう何回寝ると

ひ孫一は、楽しみにしていることまでの日数−−「ひかず」と読んで、そこから「高校三年生」を歌いだしても構いません−−を「もう何回寝ると」と訊いてくる。「もういくつ寝るとお正月」は歌の中だけではないことが改めて分る。この数え方には、目を覚ますと目の前に、楽しみにしていたことが、在る、という感じに溢れていて良いな、と思う。大人になれば、夜勤の都合で一日に二回寝たり、徹夜があったりで、この数え方ではとおせないけれど、たまにはこの数え方もしてみたい。もう三十二回寝ると、「ご馳走を食べる大晦日」です。
ひ孫一が、もう二十何回寝ると、の頃から待っていた誕生日は、もう五回寝ると、に迫った。七才だ。
あい変らず「笑顔美人」だ。ずっと「笑顔美人」でいてくれたら良いな、と思う。
2017年11月20日(月)振替休日。動物園にて。

2017年11月25日(土)公園にて。