望遠撮影と立ちくらみ

新しいデジカメを選ぶときに、光学何倍という倍率を手掛かりに選んで、光学20倍という数字で今のカメラを選んだ。確かに望遠は利くが、望遠にすると被写体をレンズに捉えるのが難しい。脇を締めても液晶画面に写っている像の動きを見れば、こんなに手が動いてしまっているのかというほど、画面の像が動く。手がぶるぶる震えているように像が動く。被写体がレンズから外れてしまうと、もう一回探し出すのに苦労し、そのうちに撮る機会を逸する。そこで始めて、ファインダーを覗くということがカメラの安定に役立っているということにも思い当った。
練習あるのみ、ということで空の飛行機を撮ることで練習しているが、なかなか難しい。
爆音がすると見上げて目で探すのだが、角度が高いところを見上げた後、逸らした首を戻したとたんにくらくらとして、体が勝手に右斜め前に五六歩進んでしまった。急に頭から血が引いた状態、虚血になるのだろうか。危ない。少し視線を上にしても見えない場合は、それ以上は探さないようにしている。
練習の成果。