不憫

歩いているうちに、首輪につけた引き綱が前足の間を通って体の横の出て私の手に繋がる、という状態になることがある。以前は立ち止まってモモの前足を持ち上げて綱を外に出していた。最近では、綱をゆるめて地面につくくらいにすると、モモが綱をまたいで、綱を体の下から抜く。それも歩きながらそれをする。器用なものだと感心するのだが、引き綱を付けられての散歩を長いことしていることの成果だと思うと、不憫でもある。