七転び七起き

転んだけれど、怪我なし、カメラ破損せず、モモ走り去らず、と無事でした。モモは一直線に歩きませんから、市街地の歩道は一緒に歩くのには少し狭い。時間帯によっては片方が歩道、片方が車道、というふうに歩く。今朝は私が車道を歩いていたが、交差点が近づいたところで歩道に上がろうとしてその段差に躓いて転んだ。車道から歩道に上がる、という意識はあったと思う。脚の上げ方が足りなかったのか。引き綱は離してしまったが、幸い手のすぐ脇にあった。モモは、何事が起ったのかという顔に見えたが、私を見ていた。もう何秒かしたら「ラッキー」と駆け出したかもしれない。
帰ってから、まずは「一転び一起き」だ、この調子で「七転び八起き」でいこう、と思ったのだが、”この調子”では「七転び八起き」には絶対にならないことに気がついた。「七転び八起き」というのは、転ぶ前の状態を「一起き」と数えているのだろう。”起きる”というのは”転ぶ”ことが前提だ、と私は考える。この数え方は納得できない。「七転び八起き」は、速やかに「七転び七起き」に変更されて然るべきと思った。