十大小説

モームの「世界の十大小説」

  『トム・ジョウンズ』ヘンリー・フィールディング(1749年)
  『高慢と偏見ジェイン・オースティン(1813年)
  『赤と黒スタンダール(1830年)
  『ゴリオ爺さんバルザック(1835年)
  『デイヴィッド・コパーフィールド』チャールズ・ディケンズ(1849〜1850年)
  『ボヴァリー夫人フローベール(1857年)
  『モウビィー・ディック』ハーマン・メルヴィル(1851年)
  『嵐が丘エミリー・ブロンテ(1847年)
  『カラマーゾフの兄弟ドストエフスキー(1879〜1880年)
  『戦争と平和トルストイ(1868〜1869年)

篠田一士の『二十世紀の十大小説』

  『失われた時を求めてプルースト(1923〜1927年)
  『伝奇集』ボルヘス(1944年)
  『城』カフカ(1924年)
  『子夜』芽盾(1933年)
  『U・S・A』ドス・パソス(1938年)
  『アブロサム、アブロサム!』フォークナー(1936年)
  『百年の孤独』ガルシア=マルケス(1967年)
  『ユリシーズジョイス(1922年)
  『特性のない男』ムジール(1930〜未完)
  『夜明け前』島崎藤村(1929年)

*工藤庸子著『フランス恋愛小説論』の「おわりに」より抜粋