人生のある時期にしっかり結びついた光景

当地の田でも、少ないけれど何箇所かに「はざ」ができる。小学生の頃、「はぜ」と言っていたような気もするが、稲刈りの後で全部の田にできたような気がする。写真は2012年9月5日に撮ったものだが、「はぜ」を見ただけで毎日歩いているその場所が、《山奥》のように感じるのは、その景色が記憶の中で、ある時期としっかりと結びついているので、記憶の時期に居た長野県から山奥という連想だろうか。
書いているうちにこんな風ではないかと思うのだが、見ている景色が小学生の頃に見た景色なら(「そっくり」とか「似ている」とかではなく「同一」。そんなことは過去に戻らない限りあり得ないのだが)ば、必然的に、見ている私は小学生であり、その頃居た場所、長野県のある場所に居るということになる。短い間だが過去に戻ったことになる。