『実験』田中慎弥

小説作法を勉強していると感じた。例えば『若い小説家に宛てた手紙』なんかも。
『実験』の中に収録されている作品で題名は忘れたが、登場人物を生きていることにしようか死んでいることにしようか、作品の途中まで迷っているような感じの作品があった。
この二つの点に共感を感じた。

http://homepage1.nifty.com/naokiaward/akutagawa/index.htm

上記のようなページを見つけてざっと見ました。選考委員の意見がばらばらですね。各選考委員の小説に対する考え方が異なるのだから当たり前ですね。受賞には《運》がありますね。選ばれなくても悲観することは無いと思います。
今回の、芥川賞の二人の選考委員の交代は、私の作風にとって非常に有利です、というのは冗談で候補にらないので関係なし。しかし、何かしら《新しい小説》を目指す人には朗報ではないかと思います。