草刈後の場所に群がる鷺の雛

7月21日の風景です。
農道と田んぼの間の草をトラクターで刈っていた。本体の横に着いている腕のような構造の物の、手に相当する部分(幅は三十センチくらい)で刈っていく。刈ったあとに鳥(鷺。頭が黄色いのでの雛か)が群がっていた。刈った後の地面からは虫をついばみ易いからだろうか。そうだろう。ひょっとすると、草刈りのトラクターを大きな親鳥と間違えているかもしれないとも思った。
この草刈りトラクターの前面には「草刈中」と横書きにしたプレートが付いているが、向かって右から左に書いてあるので「中刈草」と見えるのだが、その書体が一昔前のカフェのマッチに印刷されている文字のような書体、「レトロな書体」で検索すると出てくるが、文字の棒の端が葦の葉の先のように尖っている書体で、右から左に書いてある事と合わせて、どの時代の人が書いたものかと思わせる。以前に紹介した「シルエット画の標識」もこの辺りの農道だ。イラストレーターから農業へ転身した人が居る。年齢は二十代かもしれないし八十代かもしれないが。