ヤマカガシ

昨日の夕方ヤマカガシを見た。農道の脇の草むらの近くでカモを見ていた。気温が30度近くなっていた。水浴びしながら食事をしているカモを羨ましいと思いながら立ち止まって眺めていた。「水浴びをしながら食事 カモはいいいかも」(字余り)。この句はブログに書かなければというようなことを考えていた。それは忘れずに書いた。道路脇の草むらは法面2メートルくらいの斜面になって、垂直距離で1メートルほど下の田んぼに続いている。モモが突然斜面の下に向かって鼻面を突っ込んでいった。こういうときはとにかく引き戻すことにしている。斜面の途中から細くて赤い縞模様の蛇が30センチほど体を立てて、滑るように斜面を下っていった。顔はこちらを向けていたと思う。逃げるというより「勘弁しといてやるよ」といった気迫が感じられた。田んぼの水に滑りこんだ。泳いで田んぼの中央のほうへ行くのかと思ったらすぐに土手に上がった。飛び込んだ風呂がぬるかった、あるいは熱かったといった感じでとんぼ返りで上がってきた。これはさっきの迫力と比べて間抜けな感じがしたが、ひょっとして斜面を登って「やっぱり勘弁しない」ということになると困るので、早々にそこを離れた。
前回ヤマカガシ見たことを書いたのは2011年6月16日でした。道路わきの田んぼとの間の斜面というところは同じです。