2015-01-01から1年間の記事一覧

さすが、山形のスーパー

ホテルのネオンが正面に見え、どんどん近くなる道を歩いていたが、地図を思い出すとホテルの前の道路はかなり広く、確か中央分離帯があった。そこで道路を横断できるかどうか、と考えていたら、四つ角で左にに明るい広い道が見えたので曲がった。広い道路に…

酒田市のマンホールの蓋

マンホールの蓋そのものは持ってくるには重いし、重いとか軽いとか以前に、持ってきたら遠藤憲一に「それって窃盗だから」「ドッキリじゃないよ。かつ丼喰えよ」と言われる。それでも、その地の名所などの絵が入っているマンホールの蓋には目が行くから、写…

いくつかの誤算

駅から宿までは歩くつもりだったが、どうせ歩くなら一つ手前の東酒田で降りた方が近そうだったのでそうした。おそらく距離は近かったのだろうと思う、が駅舎の周りが真っ暗。誰かを迎えに来た車が走って行ったところが道路だろう、と見当をつけて、というよ…

一枚の写真

画面中央から左奥に向かって(この文で「左」「右」というのは「向かって左」「向かって右」です)、金属製の円形のテーブルが二つ、くっつけられて並んでいる。それを囲んで七人が左奥から右手前に向ってテーブルを囲んでいる。左奥にふたりの女性が立って…

函館本線の旅 ついに”遅れ”が発生

函館から札幌へ向かっている実際の日は7月23日。一か月と少し過ぎた。旅の初日の19日の新宿から仙台への高速バスは40分遅れたが、到着は午後三時前でこの日の目的地の本塩釜へ行くには時間の余裕もあったし列車の本数もあるから、遅れてもどうという…

函館本線の旅 長万部駅で風間杜夫に会う

次は長万部駅で乗り継ぎです。駅舎の入り口のところに「正義の味方 風間杜夫ひとり芝居」のポスターが貼ってありました。 走って来た方向です。ミラーの中に進行方向が写っています。赤いものがぽつんと見えるのは私の野球帽です。

函館本線の旅 森駅での別れ

森駅で別れるのは私ではなく車両です。函館を二両で出発した列車の二両が森駅で別れます。右と左に分かれるのではありません。前の車両はそのまま同じ方向に進みます。後ろの車両は函館方面に引き返します。森駅についてからどちらも一時間後くらいに発車し…

りんりん語録

『かあさんのいす』ベラ B.ウィリアムズ 佐野洋子訳 を、ひ孫一と一緒に読んだ。ぎっしりビンの口まで硬貨が詰まった絵に感激していた。最初の方のページの、大きなビンの底に硬貨が12枚の絵と見比べて感激していた。話は現在から始まりますが、次に時間…

蟻の置かれた状況

ガードレールの丸い横棒の上を、本人は走っているつもりかもしれないが、蟻が歩いていた。鉄棒は白く塗られているから黒い点が目立つ。ガードレールに縦の棒があるのは、蟻のいるところから、165センチほど先になり、そこまでは下に降りることはできない…

五稜郭「フォーユー」

函館のフェリーの船着場から函館駅前のホテルまでは旅の中の旅だった。函館駅前行きのバスの時間まで30分ほどあったので、七重浜の駅まで歩くことにした。久慈でスタートした今日の青春18切符をできるだけたくさん使おうという気持ちもあった。列車の時…

久慈から八戸

離れて随分になるが生まれて育ったのが「海こそなけれ物さわに」の国だから海が見えれば感激する。学校で新潟の海に連れて行ってくれたものだ。「柏崎」「鯨波」。なつかしい地名。久慈を出てしばらくすると右手に海が続いた。エアコンがないから遠慮なく窓…

塩釜から久慈 「青春18」使い初め 2015年7月21日

「青春18」の1枚目の最初の入場駅は東北線の塩釜駅だった。とんでもない勘違いがあればともかく、どうということもなく使えるはずだが、切符を窓口に差し出すときには少しどきどきした。駅員がちらっと壁のカレンダーを見たのは、夏の青春18切符の使用…

フェリー

津軽海峡フェリー乗船券 青森−−>函館 7月22日13便(14:20発)ブルードルフィン スタンダード 大人1名 WEB予約 2880円 到着予定は18時でほぼ定刻に到着した。3時間40分。眠りはしなかった。眠くもなかった。船室に居たのが3、甲板に…

青森はさっと過ぎてフェリーに乗る

青森駅には申し訳なかった。青い森鉄道の電車を降りて駅の中をかなり歩いて西口から出てタクシーに乗ってフェリー乗り場まで行った。青森駅ではこれだけだった。八戸は駅の外には出なかったけれど、JRから青い森鉄道への乗り換えの十分くらいの時間で駅の売…

○○様方△△ □□様

「○○荘」というような名前がついていない、個人の下宿に住んでいる知り合いには「○○様方」という宛先で郵便を送った。下宿屋に住んでいる友人がいるような年令を超えて久しいので、こういう宛先の郵便はしばらく出したことがなかったが、先日出した。「下宿…

函館を立つ前

23日函館の朝、汽車の時間まで少し時間があったので市電に乗った。どこへ行きたいということはなく、汽車の時間までに駅に戻れそうなところ、ということでひとつの系統の終点「函館どつく前」まで行った。「函館どつく前」は調べて書いたのだが、「どっく…

JR函館駅

函館駅は函館本線の一方の端の駅で、着いた列車が行く次の駅はない。そうは言っても、乗客を降ろしてから車庫へ行くなり整備工場へ行くなりと、線路は続いていてもおかしくはない。線路があっても「端の駅」でなくなるわけではない。しかし、函館駅に入って…

JR山田線

森の小径に線路が敷かれ、そこを列車が走っているような雰囲気がした。JR山田線は今回乗った列車の中でも記憶に残った。決して遊園地の電車ではなく普通の電車だが、二両編成だからこじんまりしている。轟音を響かせて大地を裂くように走るのではない。しか…

『エゴン・シーレ』 坂崎乙郎

シーレほど自画像を描いた画家は珍しい。このこと自体、クールベ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンなどに共通する近代人の意識だが、彼の自画像がかれらのそれと異なるのは、自虐の傾向のはなはだしさであり、辛辣きわまりないアイロニーだろう。それらの自画…

風にそよぐ稲の葉

しゃがんで撮影していたらバイクが来た(めったに通ることがないのですが)ので一度立ち上がりました。もう一度しゃがんで撮り始めたところで、風が少し強まり、良いそよぎになりました。穂が出る前のこのくらいの葉のそよぐ田んぼは見ていて気持ちが良いで…

これが噂の「青春18」切符

駅の窓口にて。 「ちょっと老けて見えるかもしれませんが18才です」 「お客さん。『青春18』切符は何才でも買えますよ。一番右側の自動券売機でも買えますよ」真ん中の一枚が切符で周囲の四枚は使用条件です。

コンビニのATMで、おろしたお金を取り出すのを忘れた話

始めての経験だと思いますが、こういう仕組みになっているとすると、気がつかないでいることもあるかもしれません。こういう仕組みというのは「取り出されないお金は、自動的に機械の中に戻り、直前の取引は自動的に取り消される」という仕組みです。私が使…

「中国地方の子守歌」を口ずさみながら散歩

「間隙を縫って」などと言っていられなくなり、雨合羽を着て、雨合羽を着せて散歩にでた。 とにかく早く排便をしてほしい。今朝行っていないから早々にでてよいはずなのだが、通常の 一日二回の散歩のときより、なかなかしない。こういうときいつも「中国地…

続続、リーディング公演

私の行った日の演目と演者の皆さん。蜘蛛の糸 澤田寛弥トロッコ 江原千花 【公式HP】http://members2.jcom.home.ne.jp/kirei/ 澤田寛弥 桜井逹理月夜のでんしんばしら 江原千花 澤田寛弥 桜井逹理蜜柑 新本一真杜子春 新本一真 江原千花 澤田寛弥 桜井逹理私…

続、リーディング公演

読んでいたら分らなかったこともありました。「トロッコ」の一節です。 が、そのほかはどこを見ても、土工たちの姿は見えなかった。 「どこ」と「土工」に語呂合わせを聞いた。芥川も意識していなかったと思うが、案外意識していたかもしれない。「杜子春」…

リーディング公演

リーディング公演というものに行ってきました。下記の公演です。ホームページの記事は過去の公演の記事ですが、今回は再演で2015年6月26日から28日にありました。今回の演目は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」「トロッコ」「蜜柑」「杜子春」、宮沢賢治の…

続、間隙を縫う

待っていたら水になるのは明日の朝だろう、ということででき上がりをざるに空けた。汁は流さずに別の鍋にとった。スープとしてお椀に一杯とって、残りでうどんを茹でた。もも肉は手で割いた。気持ち良く割けて柔らかくできているようだった。しかし食べる所…

間隙を縫う

この季節は雨の「間隙を縫う」ことが課題だ。小降りになって思い切って出かけて、ウンチをすませて家に戻ったとたんに本降りになる。こういうときは、してやったりと思う。出たとたんに雨脚が強くなることもある。さっき出掛けようと思ったが、鶏モモを茹で…

不憫

歩いているうちに、首輪につけた引き綱が前足の間を通って体の横の出て私の手に繋がる、という状態になることがある。以前は立ち止まってモモの前足を持ち上げて綱を外に出していた。最近では、綱をゆるめて地面につくくらいにすると、モモが綱をまたいで、…

2015年6月10日朝

霧がでました。「ロンドン、摩周湖、手繰川」と並び称されるだけのことはあります。 ひょっとして抜け殻。 蜘蛛の巣がきれいに撮れました。